抗癌剤と免疫療法 (術後17日目)
ダンナが職場で抗癌剤を注文した。いよいよ抗癌治療開始だ。
数日後、K先生から電話をいただく。
知り合いの先生が免疫療法というものをやっていてレディにどうかというものでした。
方法は血液を10mlほど採取し、免疫担当細胞を試験管内で増殖させてまた血中に戻すというもの。
ダンナに相談してみることにした。
また、最初にメールで相談したU先生からは荷物が届きました。
ラム肉のジャーキーとアガリクスの入った粉末タイプと液体タイプの2種類が梱包されていました。
本当に嬉しかった…レディはみんなに愛されています!
K先生から電話を頂いた夜、ダンナに免疫療法の話をしてみました。
けど、話し合った結果従来通り抗癌剤治療を行うことにしました。
ヒトの世界では免疫療法は一般的に行われているもので、脳腫瘍が消えたという話もあるほどだった。
免疫療法の研究をしていらっしゃるI先生と直接お話した時には副作用もない、というなかなか
いい治療法だと思ったのですが・・・
じゃあなぜ?と思う方もいらっしゃるでしょうね。
I先生は自分の細胞を元に戻すだけだから当然副作用はないと確かにおっしゃいました。
ただ、研究を始めてまだ間もない(数日とかそんなレベルではありませんが)ため、生存期間などは
まだ分からないということ、また免疫療法と抗癌剤の併用は相反する治療方法なのでできないと
いう理由から私達は抗癌剤を選んだのでした。
『確実』なものを求めていました。
レディを実験的に治療することがどうしてもできませんでした・・・