空へ昇る煙(1月10日)
レディを火葬するため動物霊園へ行きました。
お線香をあげたあと、レディを焼却する台の上に乗せ、最後のお別れをする。
天国へ行く途中おなかがすかないように、とクッキーとドライフードを置いてあげました。
そしてケチらずにあげておけばよかったと後悔したご褒美用のブタのミミの燻製も一緒に
置きました。
そして、手術の日に私のかわいい後輩がレディのために折ってくれた千羽鶴も一緒に・・・
金色のふんわりした優しい毛並み。本当に眠っているように見える。
眠ってるんだよね?
さようなら
レディを乗せた台が静かにしまわれていく。
そして私達は外へ出ました。しばらくして真っ黒な煙が空へ立ち上っていくのが見えました。
レディの体が消えていく・・・なんともいえない気持ちになりました。
骨はしっかり残っていました。特に頭はしっかりしていました。
賢い子だったものね。そっとなでてあげました。
断脚した足は別の霊園に頼んで特別に個別焼却してもらって保存してありました。
いつかこの日が来たときに一緒に入れてあげようと思って・・・
これで4本足で思いっきり走り回れるよね。よかったね。
もうどこへも疲れることなく行けるね。
思いっきり駆け上って転がって遊ぶんだよ。
骨は雪が溶けて再び緑が鮮やかな季節になったらレディが遊んだ思い出の地へ散骨することに
しました。
それまでちょっと狭いけど小さなつぼの中で休んでいてね。