ペンション (10月18日)

 

以前川に大半を散骨したのですが、最後に行った思い出の場所のペンションにも

レディの骨を残したかったため、ペンションママさんに相談したところ快く引き受けてくれました。

ペンションには来客(来犬?)ボードがあって、かわいいわんちゃんの写真がたくさん

飾ってあります。私たちがレディの姿を探すと・・・なんと一番上の真ん中に貼ってくれていました!

嬉しいなあ。

 

1泊泊まって翌日散骨することに。

最初ドッグランにまこうかと思ったのですがママさんが

「私がわかる場所がいいの‥桜の木にまいてくれないかしら?」

と言ってくれたのでそこにまくことにしました。

その桜の木はまだ小さく、娘の背丈より少し高い程度。

ママさんの話だと、ねずみにかじられても車でひいちゃってもまたよみがえって生長するの、

とのこと。

「そうかあ。レディにまた逢えそうでいいですね。けど…ママさん、もう車でひかないでくださいね」

みんなで大笑いしながら一緒に散骨してあげました。

『レディの木』と勝手に名づけて、また逢いにくるからねと約束しました。

 

           娘と『レディの木』 ↓

自然がいっぱいで素晴らしいところです。よかったね。

…実はまだ骨が残ってます。レディがかわいそうじゃない?といわれそうですが

この最後の骨は、いつか私達が開業したとき、もうそこから動くことはないので

その家の庭にまきたい、とダンナが提案してきたのでそうすることにしました。

もうちょっとだけ、レディの一部が私達と一緒に過ごすことになりそうです。

この日をもってようやくレディへのお別れの儀式が一通り終了したことになりました。

たくさんの思い出は細かい部分はどんどん色あせてしまうかもしれない。

けど、あのふんわりした金色の毛並みと優しい瞳は一生忘れない。

またいつか必ずどこかで逢えると信じています。

それまでゆっくり休んでね。

 

おやすみ、レディ。

 

 

         

 

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