レディ手術日
AM11:00頃大学に到着。14:00くらいからOPE開始。
K先生は最初腹側からアプローチし、腫瘍の位置を確認。その後右大腿部の筋肉を剥離して断脚。
さらにその部分を覆うための処置。
K先生と助手をしてくださった研修医の先生の執刀でOPEは順調に進んでいきました。
実はこのOPE、8時間もかかる大手術となりました。
当時生後3ヶ月の娘も一緒に連れていき、ベビーカーに乗せて手術の様子をガラス越しに見ていました。
そして私達夫婦が交代で術場に入らせてもらって、先生の執刀するOPEを間近で見学させてもらいました。
最初はレディという私達家族のOPEなので、断脚を間近でとても見れないのでは・・・という思いがありました。
でも、ちゃんと見届けなければという思いもあって術場に入ることにしました。
(K先生は術場に入ってくれた方が手術の際直接私達に聞くことができるので、入ってた方がやりやすい
とおっしゃっていたのですが(^-^;)
断脚された足に触れた時はさすがに少し涙ぐんでしまいました。
露出された腫瘍はかなり大きいものでした。大人の拳より少し小さいくらい。
レディの術中、同級生で大学院生でもある友人がY先生と共に麻酔を担当してくれていました。
「この子の鎮痛薬はスペシャルメニューだよ」とおっしゃるY先生。
覚醒後相当の痛みに襲われるとのことで、本当に『鎮痛スペシャル』と呼んでもおかしくないほどの
スペシャルメニューを作ってくれたそうです。
本当に感謝です・・
本当は当日レディを連れて帰りたかったのですが、Y先生から「今この薬を切ってしまうと激痛で耐えられないと
思うよ」と言われ、1日入院させることに。
翌日はフェンタニールパッチという湿布状になった鎮痛薬も貼ってくれることになった。
よかった。
OPE後のレディはボーっとしていました。とりあえず痛みは大丈夫そうだった。
結局レディを入院室へ移して一息ついたのが夜9時。
K先生、Y先生、研修医の先生をはじめ、サポートしてくださった学生の皆さん本当にありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。
そしてわずか生後3ヶ月なのにほとんどぐずらずベビーカーに座っていてくれた我が娘。
もっともがんばったレディ!
本当に本当によくがんばったね。本当に偉かったね。お疲れ様。
レディ・・・明日からまたがんばろうね